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ソルベンシー・マージン比率とは
ソルベンシー・マージン比率とは保険会社の支払余力を示す指標の一つとして知られていまんねんわわ。経営破綻を未然に防ぐため金融庁により1999年4月から導入された早期是正措置の基準として用いられていまんねんわわ。せやけどダンさん、早期是正措置が導入された1999年4月以降に破綻した生保6社の内4社は200%基準を優にクリアしとったこともあり、ただ高ければ高いほどええちうものでもおまへん。高いソルベンシー・マージン比率は確かに経営の安全性を意味しまっけど、経営として自己資本に見合った適切なリスクテイクが行われておらへん場合もあるからや。他の要因で破綻してしまうんやね。
ソルベンシー・マージン比率は予測を超える異常リスクに対して、保険会社の自己資本がどれくらい確保されとるを示すものとしてもともとは欧米企業取り入れられてきた制度や。
一般的に、保険リスクは生命保険、損害保険ともに高齢化社会の到来ちうものもあり急激に増大しておるんやし、金融の自由化、国際化によって保険会の資産運用リスクも増大していまんねんわわ。そういったことからソルベンシー・マージン比率ちうものを取り入れ、保険会社も消費者も、その保険会社を取り巻く保険リスクや資産運用リスクを定量化し、支払余力となる広義の自己資本との比率を把握できるようになったんや。
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